長距離ツーリングは疲れが大敵
座っているだけだと思っていても、バイクの揺れや走行中の風、太陽の紫外線などツーリング中は疲れを受けやすいです。
疲れないようにするために、休憩時の過ごし方や装備品の選び方について紹介します。
休憩は疲れる前に取るのがテッパン
長距離のツーリングでは早く進みたいという気持ちが出てしまうのはわかりますが、1時間に1度の休憩は絶対に取ったほうがいいです。疲れてしまってから休憩しても回復に時間がかかってしまって、休憩したほうが疲れるという負のループが待っています。休憩では道の駅など停車できる場所で、できるだけ歩くようにします。足がずっと固まったままなので、歩くことで血流を流すのがポイント。閑散とした公園ではベンチで横になって腰を伸ばすのもおすすめ。長距離では腰に疲れがたまりがちなので早めから伸ばしておくと疲れ方が違いますよ。また、場所によりますが10分程度の昼寝ができると、とても回復の手助けになります。なにより早めに休憩するのがポイント!
装備を見直す
荷物やリュックは背負わないようにしましょう。背負う物の有無で疲れが全く違うので騙されたと思って試してみてくださいね!他にもヘルメットをフルフェイスに変えるだけでも変わります。寒いのも大敵なので、脱着しやすい服装を選ぶのもポイント。シールドアリのヘルメットを被ったらとても温かいので、一度被ったらシールドありのヘルメットが手放せなくなるかもしれませんね!
ツーリングへ行くときは必ずメンテナンスを
中小距離でもメンテナンスしてなくて痛い目を見たという人は多いかと思いますが、長距離でトラブルが起きたときは結構焦るので、事前にメンテナンスはしておきましょう。
自分ではわからないとか心配、難しいという場合はバイク屋さんに見てもらうといいでしょう。
最低限自分でメンテナンスするときに対応しておきたい箇所はこちら。
- タイヤの空気圧
- レバーのグリスアップ
- プラグのチェック
空気圧はガソリンスタンドでチェックできるので出発前の給油時に見ておいてください。
レバーのグリスアップは難易度が低く効果がわかりやすいので初心者の方や女性でもできると思います。握ったときに少しギシギシするような感触があればメンテナンス必須です。二か所のボルトとナットを外してグリスを塗るだけで、スムーズな握り心地になるので疲れが軽減されますよ。やり方はYouTubeなどで紹介されているので詳しくはチェックしてみてください。
旅先でのトラブルで結構多いのがプラグの寿命がきたということ。事前に状況を確認できていれば、予備を持って行く必要があるのか、チェックした際に交換しておいた方がいいのか事前に防げます。プラグは発火部分の色が薄い黄色からキツネ色くらいであれば問題ありません。濡れていたりススがついていたりする場合は交換しておく方がいいでしょう。内部の汚れもついでにキレイ手にしてあげてくださいね。