「今日は温泉?それともサウナ?」そんな悩みに答えます

こんにちは。毎回どんなお湯に入ろうか考えるのも楽しみのひとつ。ですが最近、温泉にしようかサウナにしようか、迷うことが増えてきました。

「温泉も好きだけど、サウナでととのうのも気持ちいい」と感じている方も多いのではないでしょうか?

今回は、温泉とサウナの違い、それぞれの効果やおすすめの使い分け方について、体験談も交えながらお話ししてみます。

温泉とサウナ、どう違う?

まず基本的な違いですが、温泉は「天然の温かいお湯に浸かる」もので、サウナは「高温の空気や蒸気の中で汗をかく」施設です。

温泉にはナトリウム泉・炭酸泉・硫黄泉など、含まれる成分によってさまざまな効能があり、体をじっくり温めたり、肌をなめらかにしたり、筋肉や関節の疲れを和らげたりといった効果があります。

一方のサウナは、熱気で一気に汗をかいてデトックスや血行促進、自律神経のリセットといった効果が期待できます。サウナ後の「水風呂→外気浴」で得られる“ととのい”感覚は、心身をスッとリセットしてくれるような感覚ですよね。

父も「サウナってちょっと苦手だったけど、“ととのう”ってこういうことか」と、最近ではすっかりファンになってきています(笑)

効果の違いと体調に合わせた選び方

温泉とサウナ、どちらにも共通するのは“リラックスできる”ということですが、効果の出方は少し違います。

たとえば、運動後の筋肉痛や冷えが気になるときには、温泉がおすすめ。体を芯から温め、疲労回復を促してくれます。特に硫黄泉や炭酸泉は、血流改善に優れていて、じんわりとした癒しを感じられます。

反対に、頭が重い、気分がモヤモヤする、ストレスがたまっていると感じるときは、サウナがぴったり。発汗と深い呼吸によって、自律神経が整う感覚があり、気持ちのリセットには最適です。

ツーリングで汗をかいた日には、温泉でさっぱり流すもよし。長時間の運転で気分が停滞した日には、サウナで思い切り汗を出してリフレッシュするのもありですね。

おすすめの使い分け方と“いいとこ取り”の入り方

どちらも魅力的だからこそ、両方楽しむ“合わせ技”もおすすめです。

たとえば、温泉でまず全身を温めてから、軽くサウナへ。汗をかいたら水風呂でクールダウン、そしてまた温泉へ。こうして交互に楽しむことで、どちらの良さも実感できるんです。

私はある日、父と一緒に「温泉→サウナ→水風呂→温泉→外気浴」のフルコースを体験したのですが、帰り道は2人ともまるで宙に浮いているような気分で(笑)。それくらい、心も体もほぐれる時間でした。

ただし、のぼせやすい方、心臓に不安がある方は注意が必要です。無理せず、自分の体調に合わせて楽しむことが何より大切。水分補給もお忘れなく。
温泉とサウナ、それぞれに異なる魅力があって、どちらも甲乙つけがたいですよね。でも、今日の自分の体調や気分に合わせて「今日はこっち」と選ぶ楽しみもまた、温浴の奥深さ。

名泉めぐりの旅の中で、ぜひその違いを味わいながら、自分なりの“ととのい方”を見つけてみてくださいね。